
小学6年生 |
家で学校の宿題を している + どちらかといえばしている |
家で学校の授業の復習を している + どちらかといえばしている |
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全国平均 | 96% | 51% |
秋田県 | 98% | 89% |
差 | 1.2% | 38% |
※少数第1位を四捨五入
引用:国立教育政策研究所
平成25年度 全国学力・学習状況調査 調査結果資料


学校の宿題をやっている割合は、全国平均と秋田県の差はほとんどありません。では、なぜ、学力差が生まれるのでしょうか。
その理由の1つに、秋田県の89%の児童が「授業の復習」をしている点が上げられます。
「授業の復習」をすることで次の授業がよく分かるようになり、授業が分かれば勉強が楽しくなるという「プラスのサイクル」が生まれます。
この「プラスのサイクル」を作るのが難しい理由は、実は「根性」とか「やる気」の問題よりも、「復習しやすい環境を整えるのが難しい」からなのです。


しかし、多くの学校の宿題は、「授業の理解を深める・定着をはかる」ものよりも「基礎学力の定着」(計算・漢字の練習)が大半なため、子どもたちの感覚では、アンケート結果から分かるように「学校の復習はあまりやっていない」となるのです。